モンクレールはダウンジャケットメーカーとて1952年フランスグルノーブル郊外の「モネスティエ・ドゥ・クレル(MonestierdeClermont)」で創業され、頭文字を取ってMonclerと名づけられた。アルピニストのために研究を続け、1954年イタリア・カラコラム登頂隊他、数々の登頂隊の装備に選ばれ、1968年のグルノーブルオリンピックでフランス・ナショナルチームの公式ウェアに採用された。モンクレールのダウンジャケットはグースの産毛を使用し、各部位ごとにあわせて1g単位で決められ、職人によって生産されていくため、大量生産ができない製品という特徴がある。また、機能性以外にもダウンジャケットでありながら、ボディラインが非常に綺麗に見える特徴が、人気を呼んでいる。そして、 近年ではポロシャツやバッグなど、ダウンジャケット以外の商品展開も見せている。何着ものダウンジャケットを購入して分かった事は、安い物は直ぐに縫製がだめになり、内部の羽毛が出てしまったり、ファスナーが直ぐに壊れたりと、とにかく早いものではワンシーズンでダメになってしまう。お正月のバーゲンで安く購入したものなどは、大体翌年のお正月まで持たない。世界的アルピニスト(登山家)をアドバイザーに向かえ、登山家によりよいダウンウェアを作るための製品改良に取り組んでいるモンクレールのダウンジャケットは、アルピニストからも絶大な信頼を得ているだけあって、寒がりな私としても、一着は持っていたいアイテムである。
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